今回は、Waves(ウェーブス)のオンラインウォレットであるWaves Clientの特徴について紹介します。
オンライン/オフライン問わず最近ではウォレットが次々と生まれていますが、Waves Clientはその中でも抜群に拡張性が高く、取引所を備えていたり、なんと仮想通貨が作れたりするのです。
Waves Clientとは?
簡単に言うと、DEX(分散型取引所)がセットになったオンラインウォレット、という感じです。通常オンラインウォレットは、ビットコインやイーサリアムなど取扱通貨を保存することに特化していますが、取引所と一体になっているので保管から取引までワンストップでできるのが特徴です。
特に大きな特徴3つを紹介します。
代表的な特徴
DEX(分散型取引所)を備えている
前述の通りDEXがセットになっているので、仮想通貨を保管するだけでなく取引することができます。
取り扱いのある通貨は、Wavesはもちろんですがビットコインやイーサリアム、ライトコイン、ビットコインキャッシュなど有名どころの仮想通貨は一通り網羅しています。
さらに仮想通貨だけでなく、ドル・ユーロの取引もできます。厳密にはドルやユーロを入金するとウォレット内でドルやユーロにペッグ(連動)したトークンが発行され、ビットコインや他の通貨に交換できるのです。
トークンを手軽に作れる
Wavesの大きな特徴の1つが、独自の仮想通貨(トークン)が一瞬で作れてしまうことです。トークンの発行自体はERC20(イーサリアム)、CounterpartyやNEMでもできるのですが、手軽さが圧倒的に違います。
トークン発行画面は左側のメニューにあるひし形のボタンからいけます。
名前、説明、発行数等を入力して『Generate』を押すだけで、ものの10分もすればトークンが発行できるのです。発行には1Wavesかかりますが、今いまのレートで600円程度なので試しにやってみるのにもちょうど適した金額です。
かつ、発行したトークンは即Waves Client内のDEXで取引できるので、物理的にトークン発行だけでなくICOまでできてしまうのです。
ICOやビジネス支援の仕組みがある
2点目のような特徴があってか、WavesにはICOやビジネスを支援する仕組み(Waves Lab)が用意されています。プロジェクトの概要や拠点の地域などを入力して応募し、審査を通過すれば様々なビジネスサポートを受けることができます。
日本国内で完結しない仮想通貨ビジネスを進めるにはうってつけの環境と言えます。
まとめ
いかがでしたか?
単に仮想通貨を保管するだけでなく、取引・発行・資金化までセットでできる点がWavesの最大の特徴です。
かつ、UIも使いやすいので今後ユーザーが増えていくのではないでしょうか。