今回は日本発の暗号通貨、モナコインについて取り上げます。以前にも触れましたがビットフライヤーでの扱いが始まるなど、最近注目を集めています。
モナコインとは?
日本発の暗号通貨として2013年にスタートしました。名前は2chで有名なアスキーアートの『モナー』が由来だそうです。ただ、特に2ch自体との関係はありません。
公式サイトには以下のように記載があります。
暗号通貨は世界的に投機的な面が強い傾向にありますが、モナーコインはユーザーによる様々なサービスの開発や、神社の建立、語呂合わせの投げ銭等、他のコインではあまり見られない使われ方が定着するなど、コミュニティ主体で発展を続けている暗号通貨です
なので、ICO銘柄のように何かのプロジェクトが紐付いているというより、モナコイン自体を通貨として発展させることが目的、という感じです。
実際どのように使われているの?
こんなコミュニティサイトがありました。
2ch的なコミュニティサイトや
もはや懐かしさしか感じない○フージャパンに似せたポータルなど
ただ、実際利用できる店舗やECサイトなどは発見できませんでした。後述しますが時価総額の大きさなどから言っても実用はまだ発展途上で、コミュニティ内でのやり取りなどでの利用が一定数あると思われます。
モナコインの特徴
ビットコインと比較すると、取引の承認スピードが早いのが特徴です(90秒ごとにブロックが生成される)。なので上記のような少額の決済ややり取りには向いているのかもしれません。
モナコインの時価総額
4,351,570,052円(2017/10/9現在)
モナコインの対日本円レート
79.89円(2017/10/9現在)
モナコインを扱っている取引所
bitflyer(ビットフライヤー)
Zaif(ザイフ)