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超絶怒涛の進化!ビットコインのライトニングネットワークを知ろう

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今回はビットコインのコミュニティで最近盛り上がっている『ライトニングネットワーク』について紹介します。
以前の記事でも、ビットコインのスケーラビリティの問題について紹介しました。ライトニングネットワークは、簡単に言うとブロックサイズを増やさずとも最速での送金を実現できてしまう方法なのです。

ライトニングネットワークとは

簡単に言うと、ビットコインの送金においてブロックチェーン外でのネットワーク(一般的にはペイメントチャネルといいます)を活用することにより、ブロックチェーン上での送金よりもスピーディーかつ安価に送金を済ませる方法を言います。

ブロックチェーンは遅い、手数料が高い

例えばボブがアリスに本の支払い代金をビットコインで送りたいとします。
普通は何も意識せずブロックチェーン上で送金しますが、送金には手数料がかかります。以前のビットフライヤーのアプリの記事でも触れましたが、現状だとビットコインの送金には少なくとも0.0008BTC(2018年1月のレートで1,000円ちょっと)、急ぎの送金であれば優先度を上げてもらうためにそれ以上の手数料を払う必要があります。
さて、そもそも本代(せいぜい数千円)を払うために手数料を1,000円も払わなければいけないでしょうか?また1,000円を払ったところで数十分待ってようやく着金するわけですが、これなら銀行振込のほうが便利ですよね。

ライトニングネットワークとオフチェーン

ライトニングネットワークではこうした課題を解消するためオフチェーン、即ちブロックチェーン外のネットワークを使います。
具体的には、以下のようにボブとアリスがどこかのペイメントチャネル(例えばウォレットなど)で間接的につながっていたとします。

ボブ ⇔ (ここからペイメントチャネル) ⇔ A ⇔ B ⇔ C ⇔ (ここからブロックチェーン) アリス

ボブは本代をA, B, Cのいるペイメントチャネルに預ける(デポジットする)操作をまず行います。本代が3人を経てアリスのもとに流れてきたら、アリスはブロックチェーンに対して、そのペイメントチャネルから自分のところに行われたトランザクションを記録し、ペイメントチャネルを閉じます。

これを非常に高速で、かつ安い手数料でできるので従来以上にマイクロペイメントでの活用がしやすくなる、というのがライトニングネットワークの基本的な発想です。

途中のA, B, Cが悪意ある第三者だったらどうなるのか

A, B, Cが勝手に代金を盗もうとしていたらどうでしょうか?
ビットコインのライトニングネットワークでは、Hashed Time-Lock Contract(HTLC)という仕組みが使われています。詳細は割愛しますが、要はハッシュ値を持たせることにより中央で管理する人がいなくてもお互いの信用を担保するやり方です。

ライトニングネットワークの実用例

まだ実用例は少ないですが、アメリカのBlockstreamという仮想通貨の技術的な支援等を行う会社の公式ストアでは、Wordpressのプラグインでライトニングネットワーク決済を導入しています。

スケーリングとの比較

ところで、以前も紹介したとおりビットコインでは送金詰まり等を解消するためにブロックサイズを大きくする(スケーリングする)『Segwit』計画が進んでいました
Segwit2xの実装は一旦断念されましたが、ライトニングネットワークができるとSegwitはどうなるのでしょうか?

結論、ブロックサイズを大きくする必要はなくなります。
ブロックチェーン外で行われていることなので、ブロックサイズの大小は大きく関係はしません。それどころか、ブロックサイズを大きくするためにはハードフォークが必要です。

Segwit2xでブロックサイズの拡大については揉めに揉めましたが、そんなことを心配せずとも送金を高速化、安価にできるのがライトニングネットワークの利点なのです。

まとめ

上記のストアの注意書きにもある通り、ライトニングネットワークはまだ研究段階にあると言っても過言ではなく、実用化にはまだハードルや検証すべき項目が残っています。

とはいえ、(現状仮想通貨市場で圧倒的なウェイトを占める)ビットコインを決済に活用できるというのは非常に大きく、現状投機だけに留まっているビットコインや仮想通貨の活躍の場を更に広げることが期待されています。

コイナーでも投げ銭を導入していますが、これもライトニングネットワークで送金できるようにしたい、なんつって。

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