今回は世界トップクラスの取引量を誇るビットコイン・仮想通貨の取引所であるBittrexの特徴、口座開設・取引方法、手数料について紹介します。ビットフライヤー、コインチェックやザイフと異なり、アメリカを拠点とする海外の取引所です。
この記事の目次
Bittrexとは
Bittrexは2014年に設立された、アメリカを拠点とする取引所です。取引所の中ではかなり老舗の部類に入ります。ビットフライヤーやコインチェックなど日本の大手取引所と異なり、販売所が存在せず全てユーザー同士の取引で通貨が交換されています。
Bittrexの3つの特徴
1.取扱通貨数が多い
日本発の取引所ですとコインチェックが一番銘柄が多く13通貨を扱っていますが、Bittrexの取扱通貨数はなんと197種類(2017年10月1日現在)!10倍以上ものとんでもない数を扱っています。
特に他の取引所ではあまり扱いのない、ICOしてからさほど時間の経っていない通貨を上場させることが多いため、Bittrexでしか買えない銘柄が多数存在しています。
もちろん、ビットコインや日本国内で名の知れているイーサリアムやリップルなどの通貨を買うこともできます。
2.取引参加者が多い
取引量が多いので当然といえば当然ですが、取引に参加しているユーザーの数も非常に多いです。登録者数や取引者数は公開されていないようですが、軽く数百万人単位にはなるかと想定されます。
取引者が多いので、無名な通貨であっても取引が成立しないということはほとんどありません。
3.チャートなど情報の見せ方が本格的
歴史ある取引所だけあってか、通貨数だけでなく通貨のデータやその見せ方も非常にこなれていて、初心者からプロまで幅広く活用できます。
チャートの時間単位も分刻みから年刻みまで自由自在、さらにトレンドラインなどを付ける機能も豊富に存在しています。
初心者の場合いきなりこんな機能を使うことはないと思いますが、初期設定のチャートも見やすく動作も軽いので使いやすいです。
Bittrexの対応デバイス
今のところPCのみの対応で、スマホやアプリでの取引は非対応です(スマホからPC画面を操作することはできます)
この辺は、スマホに最適化された日本の取引所と比べると不便かもしれません。
Bittrexの口座開設方法
登録自体は簡単で、メールアドレスとパスワードを入力すれば完了します。
メールアドレスのみの登録だと、Bittrexから外部にビットコイン等を送金する時に制限がかかります(1日0.025BTCまで)。住所等個人情報を入力し認証レベルを上げることで制限を緩和することができます。
Bittrexでの取引方法
Bittrexでは円やドルを入金することはできないので、外部からビットコイン等を送金する必要があります。ビットフライヤーやコインチェック、ザイフ等でビットコインを購入の上送金するのがおすすめです。
そして着金したら取引が可能です。
一般的にはビットコインと他のアルトコインを交換しますが、Bittrexの場合はイーサリアム建の取引もできます。
※税制等の関係で将来国をまたいだ取引が難しくなる可能性がありますので、取引は自己責任でお願いします。
Bittrexでの取引にかかる手数料
全取引に対して0.25%の手数料がかかります。0とはいきませんが、他の取引所と比べても決して高くない水準です。
まとめ
Bittrexについて簡単にまとめましたが、規模感や情報量がとにかくすごい、というのが理解いただけましたか?
日本ではなかなか味わうことのできない盛り上がりにぜひ触れてみてください!