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ブロックサイズ拡張と利便性向上!ビットコインキャッシュの開発計画

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今回は先日発表された、ビットコインキャッシュの向こう1年間の開発計画の詳細と狙いについて紹介します。
先日の難易度調整の際には大きな盛り上がりを見せたビットコインキャッシュ界隈ですが、さらなる利便性の拡張を目指しているようです。

開発計画の狙い

Bitcoin ABCの発表によると、以下の2点をポイントとしています。

通貨としての品質改善

ビットコインキャッシュが企業を含むより幅広いユーザーに受け入れられ活用されるための機能改善が最優先である、と明言されています。

より幅広い用途への対応

通貨としての品質を損なわないことは前提で、より幅広い用途に対応できるようにしていく、と記載されています。具体的には用途別にトークンを発行できるようにするなど、お金に色をつけるような動きが想定されているようです。

具体的な開発内容

以下の内容が列記されています。

ブロックサイズ(現状8MB)の拡張
ディフィカルティ調整のアルゴリズムの改善
その他コードレベルの改善など

アップグレードの実装時期(≒ハードフォークの時期)

2回に分かれており、1回目が2018年5月15日、2回目が2018年11月15日です。
アップグレードの3ヶ月前、つまり2018年2月15日までには内容が確定するようです。

ビットコインキャッシュやビットコインへの影響

以下の2点に集約されると思います。

『ビットコインvsビットコインキャッシュ』の構図の放棄

この計画を読む限りでは、ビットコインキャッシュはあくまで『通貨として便利かどうか』にこだわってアップグレードされていく方針のようです。逆に言うと、一時期巷で言われていたような『ビットコインvsビットコインキャッシュ』という構図は目指していない印象を受けました。

今後しばらくは仮想通貨といえばビットコインが一次的な受け皿になると想定されますが、その前提でビットコインキャッシュの役割がより明確になっていくと思われます。例えば送金等のやり取りがしたければビットコインキャッシュ、というように、単なるビットコインの代替ではなく目的を持って選ばれるようになるのではないでしょうか。

仮想通貨と実体経済の結びつきの強化の先駆け

2017年は仮想通貨≒ビットコイン という感じで、アルトコインは機能の違いもあまり意識されず値動きだけで知名度が決まっているようなところがあります。これがより用途やそれに必要な機能を意識した形で進化していくのであれば、より実体経済と仮想通貨のつながりは強くなると思われます。

その先鋒としてビットコインキャッシュの機能が改善していくとしたら、とてもポジティブな動きであると思います。