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ビットコインキャッシュのハードフォークについてざっくり理解しよう

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今回は2017年11月に予定されているビットコインキャッシュのハードフォークについて、詳細や影響を解説します。
本家のビットコインがSegwit2xで騒がしい中、ビットコインキャッシュではどのようなハードフォークが行われるのでしょうか。

ビットコインキャッシュのハードフォークの概要

一言で言うと、マイニングの難易度を調整するためのもので、種類としては機能改善に該当するハードフォークです。

EDA(Emergency Difficulty Adjustment)

もともと、ビットコインキャッシュにはマイニングの難易度を最低限調整するための仕組み(アルゴリズム)が入っています。これをEDA(Emergency Difficulty Adjustment)と呼びます。

当初ビットコインキャッシュがビットコインからハードフォークし分裂する際には、分裂後に十分マイナーが集まらず、ブロックチェーンを介した取引自体承認されないというリスクが有りました。これを避けるために導入されたのがEDAで、マイナーやハッシュレートの状況によりマイニングの難易度を調整する仕組みです。

ところが分裂後実際に起こったのは、『マイナーは集まったがマイニングの難易度の状況により取引が不安定になる』というものでした。上記の仕組みが逆手に取られ、マイニング難易度が低くなっている(マイナーにとって他のビットコイン等との比較で、ビットコインキャッシュのマイニングを行うのが有利である)ときしかマイニングが行われず、結果としてネットワークが非常に不安定になりました。

D601

今回行われるハードフォークでは、D601というアイディアが実装されます。

詳細は割愛しますが、要はEDAの仕組みを多少複雑化し、マイニングが一切行われないといったことが起こらないようにするものです。

当初実装されたEDAのアイディアは、分裂前の何も予想がつかない状況下では決して悪いものではなかったのですが、ある程度動向が見えてきたので改善を加える、というところでしょうか。

まとめ

以前の記事でも触れたようにこのハードフォークへの期待感もありビットコインキャッシュの価格は上昇していますが、実際明確な課題に対する機能改善であり、確実にビットコインキャッシュの利便性は向上しそうです。