今回はビットコインではないのに名前に『ビットコイン○○』『○○ビットコイン』と名前のつくアルトコインについて取り上げます。
本家ビットコインが巨大なだけあって、名前にビットコインと入っているとなんだか安心感あるようにも思えますが、実態はどうなのでしょうか。
この記事の目次
名前にビットコインがつく通貨は全部で10種類
名前にビットコインがつく通貨は、以下の10種類があります。
・Bitcoin(ビットコイン)
・Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)
・BitcoinDark
・BitcoinFast
・Bitcoin Gold(ビットコインゴールド)
・Bitcoin Plus
・Bitcoin Red
・Bitcoin Scrypt
・BitcoinZ
・FirstBitcoinCapital(FirstBitcoin)
今回は既に紹介しているビットコイン、ビットコインキャッシュ、ビットコインゴールドを除いた7通貨について紹介します。
BitcoinDark
分散型取引所(DAX)の仕組みと、既存の固定資産(Pegged Assets、法定通貨や金など)との交換ができることを売りにした通貨です。
既に同様のコンセプトを持つKomodoという通貨への移行がアナウンスされています。
BitcoinFast
ブロックの承認がビットコインに比べスピーディーにできることを売りにした通貨です。10分かかるところを1分でできる、とサイトには書いてあります。
特にハードフォークしたりしたわけでもなく、由来から名乗った名前のようです。2014年の生成と歴史はかなり古そうですが、今ひとつ盛り上がってはいません。
Bitcoin Plus
洗練されたウォレットと取引の匿名性に特徴のある通貨、とのことです。一方でRoad Mapの箇所に『いつ何をやるかの保証はできない』と堂々と書いていて、それはそれで色んな意味で凄い通貨だなと思わされます。
Bitcoin Red
Bitcolorsなるブランドの通貨の一つとして作られた通貨だそうです。
The goal is to create different Bitcoins of different colors, each one representing feelings or characteristics.
とありますが実態はかなり謎です・・・一応、Bitcoin BlueとBitcoin Blueの立ち上げが2017-2018に予定されているようですが果たして。
Bitcoin Scrypt
分散型のブロックチェーン投票システムに特徴のある通貨だそうです。なぜBitcoinを冠に付ける必要があったのか・・・
BitcoinZ
Bitcoin2.0と明確に宣言していますが、匿名性や(GPUマイニングによる)マイニングパワーの分散、開発の特定の誰かへの依存度の低さなどを特徴にした通貨です。
FirstBitcoinCapital
仮想通貨に関連するプロジェクトに投資し垂直統合を目指していく、という投資ファンド的な試みで発行されているトークンです。
まとめ:Bitcoinを名乗っているかどうかは特に意味がない
見ていただいて分かる通り、ビットコインと名乗っているからと言って特別な由来があるわけではなく、通常のアルトコインと全く同様に考えるべきものと思われます。
それにしても見事なまでに盛り上がっていないプロジェクトばかりでした。。