今回は中国発のビットコイン・仮想通貨取引所であるBinanceについて紹介します。
参入は比較的最近ながら、直近で取引額を大きく伸ばし取引所ランキングのTop10にも入るくらいになってきました。一体何が特徴なのでしょうか。
この記事の目次
Binanceとは
2017年に中国(香港)で誕生した仮想通貨の取引所です。
他の仮想通貨取引所に比べ歴史は浅いですが、既に取引金額では世界Top10に入っているほどの人気があります。
Binanceの3つの特徴
1.取扱通貨数が多い
Bittrexのように200種類近くとは行きませんが、ビットフライヤーやコインチェックなどと比べると取扱の通貨数が多いのが特徴です。
その数は実に75種類!(2017年11月現在)日本で販売されているようなコインは当然販売されていますが、アイオータのようにBittrexなどでも取扱のない銘柄が販売されていることもポイントです。
また最近ではビットコインゴールドのような、ビットコインからのハードフォークコインをいち早く対応することでも注目されています。付与を狙うユーザーが集まってそうです。
2.アプリがある&使いやすい
海外の取引所には珍しく、スマホアプリにも対応しています。
玄人好みという感じの画面です。
BittrexやPoloniex他、スマホ対応すら不十分な取引所が多い中で大事な差別化ポイントになりそうです。
3.日本語対応している
海外取引所には珍しく日本語にも対応しています(アプリは非対応)。
ところどころ翻訳がおかしいのはご愛嬌ですが、英語や中国語に慣れていなくても安心して取引できます。
Binanceの対応デバイス
PC・スマホ・アプリ全てに対応しています。アプリは英語・中国語のみの対応ですが、PC・スマホは日本語対応しているので、始めて取引する場合も安心です。
Binanceの口座開設方法
今回は折角の機会ということで、スマホアプリで口座開設してみました。
アプリをダウンロード後起動するとホーム画面が開きます。
Accountボタンを押し、その後のRegisterリンクを押すとメールアドレスの登録画面に遷移します。
Registerボタンを押すと↓の画面が開くとともに、メールアドレス宛に認証メールが配信されます。画面の入力欄にメールに記載された6桁の数字を入力すれば登録完了です。
ちなみにメール登録のみだと会員ランクは一番下で、1日2BTCまでの引き出しができます。免許証等本人確認書類の登録で引き上げることができます。
Binanceでの取引方法
Binanceでは円やドルを入金することはできないので、外部からビットコイン等を送金する必要があります。ビットフライヤーやコインチェック、ザイフ等でビットコインを購入の上送金するのがおすすめです。着金したら取引が可能です。
Binanceの場合はビットコイン建・イーサリアム建・Tether建と、一部はBinance内で通用するトークンのBNB建の取引ができます。
※税制等の関係で将来国をまたいだ取引が難しくなる可能性がありますので、取引は自己責任でお願いします。
Binanceでの取引にかかる手数料
全取引に対して0.1%の手数料がかかります。
0とはいきませんが、これはかなり安い水準です。Bittrexが0.25%、国内取引所の場合それ以上になることを考えると、手数料の観点ではかなり有利です。
まとめ
Binanceは歴史は浅いものの、そのサービスの質やデバイス対応では他社に対しても競争優位性を持っています。
日本語対応済みなのと、日本でもオフィスを開設したようで展開が楽しみです。