今回は2018年2月4日現在の、最新のビットコイン・仮想通貨取引所の取引量ランキングを紹介します。
この1週間は日本のコインチェックのGOX事件に端を発し、世界各国で仮想通貨に対する風向きの強い1週間になりました。取引の傾向はどのように変化したのでしょうか。
ビットコイン・仮想通貨取引所ランキング(2018/2/4現在の24時間取引量、coinmarketcap.com調べ)
第1位 Upbit(韓国) 4,199.2億円(-)
第2位 Binance(中国) 1,768.7億円(↑1)
第3位 OKEx(中国) 1,675.0億円(↑1)
第4位 Bithumb(韓国) 1,542.8億円(↓2)
第5位 BitMEX(香港) 1,258.4億円(↑2)
第6位 Bitfinex(香港) 1,250.7億円(↓1)
第7位 Huobi(中国) 1,182.0億円(↓1)
第8位 GDAX(アメリカ) 694.5億円(↑2)
第9位 Bittrex(アメリカ) 471.1億円(↓1)
第10位 Kraken(アメリカ) 445.6億円(圏外)
今週のトピック
コインチェックショック前後で取引動向は変わったのか
1月26日に発覚したコインチェックのGOX(580億円相当のNEMの盗難と、それに端を発する騒動)により、少なくとも日本では仮想通貨に対する風向きが強くなっています。
価格で見ても、1週間でビットコインの価格は25%ほど下落しました。一方取引量でみると、さほど大きな上下がないことが見てとれます。
仮想通貨全体で見ても、取引量のトレンドはさほど変わっていません。
一時的な価格の下落はありますが、中長期的にみると一部で言われるような「仮想通貨は終わり」等の傾向には当たらないように感じます。
上位取引所の上位銘柄
Upbitの取引上位5銘柄
1 Cardano ADA/KRW ¥137,038,885,100 ¥47.07 32.63%
2 Status SNT/KRW ¥133,418,632,700 ¥25.56 31.77%
3 Ripple XRP/KRW ¥25,926,754,665 ¥97.28 6.17%
4 Bitcoin BTC/KRW ¥24,239,065,225 ¥961,146 5.77%
5 Stellar XLM/KRW ¥22,800,543,400 ¥45.46 5.43%
1位にはCardanoがランクインしています。2位のStatusはイーサリアムをベースにした、モバイルでチャットや送金を行うサービスです。
Binanceの取引上位5銘柄
1 Bitcoin BTC/USDT ¥25,506,704,090 ¥945,543 14.42%
2 Ethereum ETH/USDT ¥13,915,180,005 ¥96,343.42 7.87%
3 Ethereum ETH/BTC ¥12,183,778,880 ¥96,516.61 6.89%
4 DigixDAO DGD/BTC ¥8,293,934,388 ¥39,728.64 4.69%
5 TRON TRX/BTC ¥7,202,903,943 ¥4.50 4.07%
こちらはビットコインやイーサリアムの取引が活発です。4位のDigixDAOは金を担保にしたというイーサリアムベースのトークンです。
OKExの取引上位5銘柄
1 Bitcoin BTC/USDT ¥51,267,200,205 ¥1,004,818 0.00%
2 Ethereum ETH/BTC ¥15,503,554,735 ¥97,602.69 0.00%
3 Ethereum ETH/USDT ¥15,004,889,190 ¥103,605 0.00%
4 Bitcoin Cash BCH/BTC ¥14,719,717,240 ¥130,836 0.00%
5 Litecoin LTC/BTC ¥10,891,839,842 ¥17,019.70 0.00%
こちらはビットコインやイーサリアム、ビットコインキャッシュなどおなじみの銘柄が並んでいます。