2017年12月10日のビットコイン・仮想通貨の時価総額ランキングです。
昨日の記事でビットコインの動向については紹介しましたが、その陰でアルトコインにも、大企業との提携など動きがいくつも見られた1週間でした。今回はそのイベントをまとめて紹介します。
ビットコイン・仮想通貨時価総額ランキング(2017年12月9日現在)
※リアルタイムのビットコイン・仮想通貨時価総額ランキングはこちら
第1位 ビットコイン
第2位 イーサリアム
第3位 ビットコインキャッシュ
第4位 アイオータ
第5位 リップル
第6位 ライトコイン
第7位 ダッシュ
第8位 ネム
第9位 ビットコインゴールド
第10位 マネロ
今週のトピック
アイオータの大幅値上がり ~マイクロソフト・富士通他大企業との提携発表
アイオータがこの1週間で倍以上値上がりし、時価総額ランキングでも一気に4位に浮上してきました。
背景には今週、IOTA財団(アイオータの運営元)が発表したIoTのデータプラットフォームが関係しています。
このプラットフォームにはマイクロソフトや富士通、PwCが参画予定とアナウンスされたことから、大きく期待を上げたものと思われます。
ネムの大幅値上がり ~wechatでの利用開始
ネムについても週後半に3倍近く高騰し、久々に時価総額トップ10入りしました。
これも背景には大企業との提携発表が関係しています。
Inside NEM EP 23: Explained #NEM WeChat Wallet plus other big news!https://t.co/MdNJ4Q9IcA
— NEM (@NEMofficial) 2017年12月9日
12月21日からwechatでの送金にネムを使えるようになった、ということです。
wechatと言えば中国を代表するメッセージングアプリで、日本で言うところのLINEに相当します。wechat自体もwechat payで金融領域でも幅広く使われていますが、そのネットワークや利用されることによる広がりを期待して買いが入ったと思われます。
モナコインの大幅値上がり
最後にランク外ですがモナコインについても、今週1週間でなんと4倍も値上がりしました。
ここの背景は正直なところよくわかりません。
ただ、他のアルトコインのようにプロジェクトがこれから開発される、というのではなく、既に同人界隈での投げ銭等でかなり実需要があるとも言われているので、実はポテンシャルは相当なものなのかもしれません。