2017年11月4日現在の、最新の仮想通貨取引所の取引量ランキングを紹介します。
今週はビットコイン関連のニュースが多く飛び交ったこともあってか、取引高がかなり盛り上がっています。
ビットコイン・仮想通貨取引所ランキング(2017/11/3現在の24時間取引量、coinmarketcap.com調べ)
第1位 BitMEX(香港) 1,939.3億円(-)
第2位 Bithumb(韓国) 1,630.3億円(-)
第3位 Bitfinex(香港) 1,123.8億円(-)
第4位 Coincheck(日本) 842.4億円(-)
第5位 Bittrex(アメリカ) 539.8億円(-)
第6位 GDAX(アメリカ) 502.7億円(↑3)
第7位 Quoine(日本) 425.5億円(-)
第8位 Poloniex(アメリカ) 352.9億円(↑2)
第9位 HitBTC(イギリス) 350.7億円(↓3)
第10位 Coinone(韓国) 303.9億円(圏外)
今週のトピック
取引高の盛り上がり
先週対比で各取引所とも取引高が倍以上に伸びています。主には以下の2つの要因によるものです。
ビットコイン取引の活発化
ビットコインゴールドのハードフォークは結局大した盛り上がりにならず収束していますが、今度はSegwit2xのハードフォークが近づいてきていることで、ハードフォークの際の分裂に伴う付与を期待した取引が盛り上がっています。
加えて、今週はCME(シカゴ証券取引所)による、ビットコイン先物の年内上場目標が発表されました。より手軽にビットコイン取引を実現できるようになることや、機関投資家も含めた幅広い投資家の参入が期待される、つまり今まで以上に資金がビットコインに集まるという思惑から、ビットコインの取引や価格がどんどん盛り上がっています。
ビットコインキャッシュ取引の活発化
Segwit2xに関連し、もう一方で盛り上がっているのがビットコインキャッシュの取引です。
この背景に関しては色々言われていますが、ビットコインキャッシュ自体が11月に機能改善のためのハードフォークを予定していること、およびSegwit2xでビットコインの安全性が低下した場合の資産の逃避先として注目されていること、などが要因として挙げられます。
いまのところSegwit2xは11月15日ころに発生予定ということで、来週も動向は要チェックです。